テンジャン

個人的評価　★★★★☆　（深い..）

[制 作 年]　２０１０年 [韓国封切]　２０１０年１０月２１日 [原    題]　テンジャン（味噌） 된장 [ジャンル]　ファンタジック・ラブストーリ　 [脚    本]　チャン・ジン，イ・ソグン [監    督]　イ・ソグン　[第２作] [出    演]　リュ・スンニョン / イ・ヨウォン  / イ・ドンウク / チョ・ソンハ [上映時間]　１０７分

凶悪犯を魅了した味噌チゲ。その幻の味には悲しい愛の物語が秘められていた…。
女性監督が紡ぐ、美しく切ないファンタジック・ラブストーリー！！ 　　　　

[あらすじ]
5年間にも及ぶ逃走生活で、何人もの人質と警官を殺害した凶悪犯 キム・ジョング。死刑が執行される直前、彼は「あの味噌チゲが食いたいな」とだけ言い残したのだという。それを知ったDBSテレビのPD チェ・ユジンは、その謎めいた言葉に特ダネの匂いを感じ取り、殺人鬼をも魅了した幻の味噌チゲに関するドキュメンタリー番組の制作に着手する。苦労の末にユジンは、逮捕されたときにジョングが味噌チゲを食べていた食堂を突き止めた。そして、店の女主人から、その味噌チゲを作った女性の存在を知らされるのだった。チャン・ヘジン―名前以外の経歴が一切分からない女性の消息を猛然と追い始めたユジンだったが…。

[感想]
深い。
サスペンス？と思いきや、悲しい恋の物語だった。
味噌作りとふたりの愛が育まれていく過程。きれいだったな~。
そして、離れて二度と会うことのなかったふたりの悲しみ。彼をいつまでも待ち続ける女の切なさ。寂しさ。悔しさ。むなしさ。いろいろな思いで作られたテンジャンは、孤独な逃亡で疲れ果てた殺人犯を母親のように包み、嗅覚障害に苦しむ会長の心を優しく癒してくれる最高の味噌に仕上がった。
予想外の展開に泣いたわ~こんなストーリーだったなんて
幻想的なシーンも多く綺麗に仕上がっていた。 ドンウクssi綺麗
深い深い映画だった。静かに心に染みた。

視聴期間：2013.12.15
視聴回数：回
また見たくなる感：80％