メイクイーン

個人的評価　★★★★☆　（あ～最後が残念）

メイクイーン　[ 메이퀸 ]　 原題：メイクイーン MBC 2012.8.18~12.23　(全38話)　 演出：ペク・ホミン 脚本：ソン・ヨンモク 出演：ハン・ジヘ　/　キム・ジェウォン　/　ジェヒ

愛と野望、裏切りと復しゅう、成功と没落…。 
韓国ドラマの魅力満載の、サクセス＆ラブストーリー。

[あらすじ]
石油工学者ハクスは妻グミと赤ん坊のユジン、そしてハスクの友人のキチュルとその息子チャンヒと幸せに暮らしていた。
ある日石油探査船の設計図を狙われ仲間だったドヒョンに射殺されてしまう。ドヒョンはハスクの妻グミにも想いを寄せており、グミが自分と結婚するように仕向けるために赤ん坊のユジンを殺害するようにキチュルを脅す。キチュルはどうしても赤ん坊を殺すことができずに、密かに軍隊の先輩でもあるホンチョルにお金を渡し、赤ん坊を預けた。

ユジンはヘジュと名付けられ、何も知らないホンチョルの実子として育てられる。ホンチョルの妻は夫が外で作った子供と思い込みヘジュを憎みいじめつづけるが、ヘジュはホンチョルに実の子以上に愛され、親想いの優しい子供に育った。
１１年後借金取りに追われたホンチョル一家はキチュルを頼りウルサンに戻ってくる。
ドヒョンの手下として暮らすキチュルのもとに何もしらないホンチョルが家族を連れてあらわれたのだ。
そこでヘジュはキチュルの息子チャンヒと大手造船会社社長の孫サン、そして同級生のイナと出会ってしまう。
イナの母親はヘジュの実の母グミだったのだ。しかし、お互いに気づくはずもなく。
ヘジュ、チャンヒ、サンは次第に親しくなり、やがて船造りの夢を抱くようになるのだが・・・・

[感想]
愛と復讐の話？
まず、主役だれよっていう、子役時代。サンなのかチャンヒなのか？どの子がジェウォン？でどの子がジェヒ？になるの？しばらく？？？だった。

ヘジュの子供時代の子役の子、キムユジョン物凄く演技上手しかもこれから美人に育ちそうな顔立ちしてる。これからが楽しみな子だな。
このドラマは韓国ドラマ特有のくら～い、おもしろくない子供時代とは違い、子供時代の話から面白かった。引き込まれた。ヘジュと父（アンネサン）の演技がとっても良くて、心に染みた。あきることなく我慢することなく子供時代がみれた。

いろいろ悲しみのシーンあったけど一番泣けたのはサムチュンがヘジュの本当の叔父とわかったシーンだな。シーン設定としてはきっともっと悲しいシーンあったんだろうけど、サムチュンの演技がうますぎて泣かされたわ～。
このサムチュンどっかでみたことあると思ったらフルハウスtake2にでてた悪いオヤジ様じゃないの。最初の頃のシーンでは髪が少し長めでパクヘイルかと思った。髪型でこんなにもイメージ変わるのね。
あと、ヘジュの育ての父（アンネサン）。彼もいい味だしてたな～よれよれの役が良く似合う。何か雰囲気のある役者だな。確か神のクイズ3にでてるよね。今BD見れなくてまだ見てないけど、ますます楽しみになってきた。大好きなアジャシの一人だな
でも１番演技うまかったのはチャンヒの父役のキチュル（キム・ギュチョル）かな。会長に怯えたり、ヘジュに悪態ついたり、泣き落としたり、ちょっと得意になって後輩に大きな顔したり、息子の結婚に浮かれたり、いろんな顔をみせてくれた。めっちゃイラっと来たり、可哀想にみえたり、悪者なのかいい人なのか･･･。あれだけ違う顔ができるってすごい

ストーリーとしては残念な箇所がいくつか。
まず、主役は愛をつらぬかないとだめでしょ。ヘジュの性格からして、2人の強い愛からして、どんな苦難も乗り越えて愛を実らせる。その過程を描いてこそのドラマでしょ。主役の性格がぶれてる。まずそれが納得いかね～。
そしてもうひとつ。最後の数話はいらなかったかな。あまりにも非現実的すぎ。
今までの話の過程からすると、あの事実がわかった時点でｻﾝとは無理でしょ。じゃあ別れたチャンヒは？わざわざ、あの設定にする必要性は？ただ、話数を伸ばすため？あ～納得いかね～ってか、もやもやする～。
結局復讐も中途半端な感じだったし。爽快感が足りない。最後の和解も何って感じだし。死んだ人が損してる？。そんなすぐに許される怒りなのかね～。 

視聴期間：2014/4/22-4/28
視聴回数：回 
また見たくなる感：30％　もやもやするしね~